『50mm F1.4 EX DG HSM』 タグ記事
 
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カテゴリー: SIGMA SD1 Merrill

Mt. Hououzan(鳳凰山<地蔵岳・観音岳・薬師岳>)

鳳凰(三)山

南アルプスの一部である地蔵岳と観音岳、薬師岳の連なりは、現在では、鳳凰山と呼ばれてゐます。また、鳳凰山と云へば、此の三山をまとめて指してゐる様です。鳳凰山の山域について、かつては、論争があつた様です。

  • 一山説―鳳凰山=地蔵岳
  • 二山説―鳳凰山=観音岳+薬師岳
  • 三山説―鳳凰山=地蔵岳+観音岳+薬師岳

地蔵岳の山頂部にはオベリスクがあり、其れが鳳凰のくちばしの様だと云ふことで、此処が鳳凰山と呼ばれる様になつたさうです。此れが一山説に繋がつてゐるのでせうか。

三山のうち、最も標高が高いのは観音岳です。見る場所に因つては、観音岳に隠れて地蔵岳が見えなくなります。二山説が観音岳と薬師岳を指すことになつてゐるのは、此のためでせうか。人づてに、観音の後ろに鳳凰が控えてゐると云はれてゐたことが、何時しか、目に見える観音岳と薬師岳のみを鳳凰山とする様になつて行つたと想像されます。

三山説は、一山説と二山説の総合命題(ジンテーゼ)なのでせうね。

此の写真内やゝ中央のピークが地蔵岳です。其の左側へ伸びる尾根のふたつのピークが観音岳と薬師岳になります。地蔵岳の直ぐ右に見える白い頂は、日本で二番目の標高を誇る北岳でせうか。


因みに、北岳は白峰山を成す一山です。北岳と間ノ岳、農鳥岳の三山を纏めて、白峰三山と呼ばれてゐますが、嘗ては、此の三山を一山に見立てられ、白峰山、或いは、白根山と呼ばれてゐた様です。